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歴史小説ファンなら吉川英治の『三国志』は絶対読むべし

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歴史小説ファンなら吉川英治の『三国志』は絶対読むべし

amazon評価(2016/5/20現在)  :
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こんにちは、じゅんです。

今回紹介するのは、歴史小説と言えばこれ、吉川英治の『三国志』です。

この本はこんな方にお勧め

・有名な本だから一度は読んでおきたいと思っている方

・中国の壮大な歴史書にどっぷり浸かってみたいと思っている方

・三国志の壮大な物語を、久々に読み返したいな~、と思った方

『三国志』目次

1.桃園の巻
2.群星の巻
3.草莽の巻
4.臣道の巻
5.孔明の巻
6.赤壁の巻
7.望蜀の巻
8.図南の巻
9.出師の巻
10.五丈原の巻

中国の4大奇書って知ってる?

吉川英治の小説版三国志全8巻

ご存知の方も多いと思いますが、『三国志』は中国4大奇書の1つ。

4大奇書とは、吉川英治の『三国志』の元となった『三国志演義』の他、『水滸伝』と『西遊記』、『金瓶梅』の4つを指しています。

『金瓶梅』なんてのは、日本ではあまり知られていませんね。

偉そうなこと書いてますが、私も読んだことありませんでした。

4大奇書の3つまでは誰でも知ってる作品なのですが、この『金瓶梅』だけは名前すら聞いたことないという方がほとんどでしょう。

多彩な登場人物が繰り広げる壮大な物語

『三国志』は言わずと知れた、『魏』『呉』『蜀』という3つの国が、勢力圏争いを繰り広げる壮大な物語。

主人公は実質、蜀の劉備玄徳ですが、他にも多士済々な人物が多数登場します。

ってか、主人公であるはずの劉備は物語中、終始草鞋ばっか編んでて、国を治める気があるのか?という人物なので、補佐する有能な人物がいないと、成り立たないです。

巨大な剣、青龍偃月刀を振るう偉丈夫でありながら、学にも秀でた関羽雲長。

腕力においては誰にも負けないが、学が無く、喧嘩っ早いのが欠点の張飛翼徳。

関羽と張飛は、蜀の国を作る前から、劉備を兄貴と敬い、桃園の下で義兄弟の契りを結びます。

その3人の最大のライバルが、魏の曹操孟徳。

作品の中では、劉備たちと何度も何度も相対する悪役として登場しますが、劉備がお人好しで曹操がボスとして有能だった、という見方もできます。

その他にも、物語終盤の主人公である諸葛亮孔明や語の孫権等たくさんの人物が覚えきれないくらい登場します

吉川英治版『三国志』は純粋な『三国志演義』ではない

吉川英治の小説版『三国志』は、決して『三国志演義』をそっくりそのまま翻訳しただけの作品ではありません。

原作である『三国志演義』は、基本的に史実が並べられた感じらしいのですが、吉川英治の小説版『三国志』は登場人物たちに息吹を吹き込んだ、人間ドラマとなっています。

だから物語として面白く、長く愛される作品になったと言えるでしょう。

これがただの歴史教科書みたいな作品だったら、一般人は誰も読まなかったでしょうし、私がここで紹介することもなかったでしょう。

趙雲子龍ってカッコいいよね

三国志のコアなファンには、数多くの登場人物の中でも、この人が好き!という人が大勢います。

私がコアなファンかどうかはさておき、私も大好きなキャラクターが存在します。

趙雲、字は子龍。

義に厚く、戦をすればその力をいかんなく発揮する。

とは言っても張飛のように学がなかったり、切れやすい性格でもない。

三国志全体の登場人物の中でも、”完璧な人物”として描かれている感じがします。

それだけに、憧れの存在、と言ったら良いでしょうか?

物語の中では劉備の子供『阿斗』を戦禍の中救出したり、呉の孫権の妹との政略結婚の場面があったりと、重要な役割を果たしています。

三国志ファンの中には、この『趙雲ファン』を名乗る人は多いのではないでしょうか?

全8巻の壮大な物語、あなたもどっぷりはまってください

ストーリーの展開を楽しむもよし、一人の登場人物に肩入れするもよし、劉備ダメな奴だな~と主人公級の人物を小ばかにするもよし、はたまた孔明の策略を楽しむもよし。

とにかくこの壮大なストーリーには、様々な楽しみ方があります。

何度も何度も読み返したくなっちゃいますよ!