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白ゆき姫殺人事件 – 湊かなえ、SNSとマスコミにより犯人に仕立て上げられる恐怖

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白ゆき姫殺人事件 – 湊かなえ、SNSとマスコミにより犯人に仕立て上げられる恐怖こんにちは、じゅんです。

今日は『告白』で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たした湊かなえさんの作品『白ゆき姫殺人事件』を紹介します。

映画で観た、という方もぜひ小説版読んでみて下さい。

このページ割は斬新

湊かなえさんの小説と言えば『告白』で一章一人の視点で描くという斬新な切り口で話題になりましたが、この『白ゆき姫殺人事件』も新たな構成で正に『斬新』という言葉が似合う小説です。

小説部分は『告白』に似た章割り、そしてTwitterを再現したパート、雑誌の記事をそのまま載せたような雑誌記事部分に別れています。

一つの章を読み終わると何ページからの資料参照、という形でTwitterパートや雑誌記事パートを見ると、当事者のいないところで勝手に繰り広げられる事件の話し。

雑誌の記事はよくある週刊誌のように事実をきちんと確認もせずに無実の人を犯人に仕立て上げていく、そんな現実の社会問題をさらりと書いているところにとても恐ろしさを感じました。

一気に読めてしまうので、普段あまり小説を読まないという方にも文句なくお勧めできる一冊です。