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白夜行 – 東野圭吾 オイルショックって何があったの?

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白夜行 – 東野圭吾 オイルショックって何があったの?こんにちは、じゅんです。

東野圭吾の傑作ミステリー『百夜行』の時代背景を探っています。

今日は物語の始まりのころ、『オイルショック』の時代を見ていきたいと思います。

国民総出でトイレットペーパーを買い漁った

小説内では19年間犯人を追い続ける警察官『笹垣』と奥さんの次のような会話が第1章で繰り広げられます。

「何や、こんな早うに。どこへ行くんや」

「あっ、起こしてごめん。ちょっとスーパーへ買物に行ってきます。」

「買い物?こんな時間にか」

「これぐらいに行って並んどかんと、間に合えへんかもしれんから」

「間に合わんて・・・いったい何を買いに行くんや」

「そんなん決まってるでしょう。トイレットペーパーよ」

「トイレットペーパー?」

「昨日も行ったんよ。一人一袋と決まってるから、本間はあんたにも一緒に行ってほしいんやけど」

「何でそんなにトイレットペーパーばっかり買うんや」

「そんなこと説明してる暇ないわ。とにかく行ってきます。」

オイルショック、またの名を石油危機といわれるこの現象は、第4時中東戦争を発端として、1973年頃OPEC(石油輸出国機構)による原油の値上げ(3→5ドル/バレル)、生産量の削減、アメリカとアメリカの同盟国への禁輸措置により石油の価格が高騰したことにより起きました。

物価が僅か1年で23%増加すると言う、今の日本では考えられないインフラで、当時は『狂乱物価』と言われていたそうです。

これって、もっと昔の話しかと思ってたのですが、実はこの時代、私はもう生まれてました。

記憶は無いのですが、親たちは混乱してたんだな~、と言うのが上のシーンからも分かりますね。

小説を読んで時代の流れに思いを馳せることが出来る、百夜行はそんな作品です。